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【しかし善戦!】WBCバンタム級の世界タイトルマッチで敗れた挑戦者ツニャカオ選手 [スポーツ]

スポーツは、勝ち負けだけが重要なわけではありません。特に、「観るスポーツ」にとってはそうです。対戦者の何れが勝つか、負けるか。それよりも、試合の内容、そしてそれがどれ程の感動を与えてくれるかが重要であることが時にはあります。対戦者が、苦境の中でも諦めず、勝利を目指すその姿に覚える感動こそが、観るスポーツの醍醐味だと考えるスポーツファンは少なくはないでしょう。


WBCバンタム級のタイトルマッチで、惜しくも敗れた挑戦者マルコム・ツニャカオ選手も、観戦者に大きな感動を与えてくれました。頭部からの流血のトラブルがあったものの、最後まで諦めずに闘い抜いたその姿には、テレビ越しにも大いに興奮しました。


ツニャカオ選手は、WBC世界フライ級王座にも輝いている一流のプロボクサーです。5年前から日本の真正ジムに所属して、日本を中心に練習を重ねてきています。同門の日本人プロボクサー・長谷川穂積選手(二階級制覇)とのスパーリングも繰り返しており、この試合には万全の状態で臨んでいた模様です。だからこそ試合をあそこまで盛り上げてくれたのだと思います。


そのツニャカオ選手に勝利したのですから、同級王者の山中慎介選手は、防衛によってさらに自信を付けたことでしょうね。今後、この経験がさらに生きることになると思います。次の試合も、さらなる感動を私達に与えてくれることでしょう。楽しみですね。


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